気軽に利用のできる“借金”
昨年6月に改正貸金業法が施行されました。
この法律によって、今まで利息制限法の水準と出資法の上限金利との間に広い範囲のグレーゾーンがあったのですが、ほぼ撤廃されることになりました。
従来の出資法の上限金利が29.2%だったのが20%に引き下げられ、それ以上の金利帯での貸し付けは民事上無効、刑事罰の対象となるそうです。
これは貸金業界にかなり大きな影響をおよぼすことになりそうですね。
金利のグレーゾーンが撤廃されたことによって、これまでそういったあいまいさを利用して高金利で利益を得ていた貸金業者は、今までのように利用者を食い物にするといったことはできなくなってしまいます。
しかし一方では、利用者の方でも弱みに付け込まれようが融通をきかせてほしい、とにかくお金を貸してほしいという所がありました。
それが無理になったというのは一部の利用者にとっては厳しい話と言えます。
そういった状況ではどうすればよいのでしょうか。
どうしても現金をということで、いわゆる闇金業者に足を踏み入れてしまうこともあるでしょうが、それは危険が大きいですし、誰もができることではありません。
そこで別の選択肢としてクレジットカードの現金化が浮上してくるのです。
それは分類上は借り入れではなく、あくまでカード決済で買い物をするということです。
現金化の業者が商品を指定し、カード決済が確認できれば一定の還元率で現金を提供します。
買ったものをその場で買い取ったり、通販形式で商品の到着時にカード決済させたり、何種類か違いはありますが、利用者は商品を買った後はカード会社に対して支払いをするという形になります。
支払いが完了するまで商品はカード会社のものという規定があるため、買ってすぐに売ってしまうとなると規定違反とされる可能性もあるので注意しましょう。
たとえば新幹線の回数券を買ったらカード会社にそのコピーを提出するように言われることもあるそうです。
しかしすでに持っているカードを利用するために、審査段階はクリアした状態で現金化することができますね。
このようにクレジットカードの現金化は今までの貸金の形態とは異なりますが、気軽に利用のできる“借金”となるサービスと言えます。